令和7年度のインフルエンザワクチン接種について
- 小児科藤井医院
- 9月4日
- 読了時間: 2分
10月1日(水)からインフルエンザワクチン接種を開始します。
予約は9月8日(月)から受付をさせていただきます。代表電話におかけください。
診察券番号をお聞きしますのでお手元にご用意ください。インターネットでの予約はできません。
今年は不活化ワクチン(皮下注射)と生ワクチン(経鼻)の2つのワクチンを行います。
間違いを防ぐために別々に接種日を設けています。
1)不活化インフルエンザワクチン(皮下注射)2回接種(13歳以上は1回)
接種期間 10月1日(水)から12月24日(水)まで
2)経鼻生ワクチン(フルミスト):1回接種 2歳~18歳まで
接種日 5日間
10月6日(月) 20日(月) 22日(水) 27日(月) 11月10日(月)
不活化ワクチン、経鼻生ワクチン、両方とも効果は同じくらいと考えられています。
経鼻生ワクチンは1回で効果があり、鼻腔に噴霧するだけなので痛くはありません。注射を極端に嫌がる場合には良いワクチンだと思います。
ですが、年齢制限があり、卵やゼラチンアレルギーの人や喘息の人は受けられません。生ワクチンなのでウイルスが増えて周囲の人に感染させるおそれが少しあります。そのため、妊婦さんや授乳婦さんや乳児がいるご家庭、免疫低下(免疫不全)状態の家族がいるご家庭の方にはお勧めできません。
また副反応として風邪症状(鼻水、咳、発熱など)が半分くらいにみられるようです。
昨年はインフルエンザが大流行して、抗インフルエンザ薬(タミフルなど)が入荷できにくい時期がありました。治療薬があってもそれが手に入らないこともあるので、どちらかのワクチンを接種して予防されることをお勧めします。

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